自然循環型の農業をスタートした想い

僕たちは、未来ある子供たちに「生きる術を残したい」が最終的なきっかけで、2020年から農業を取り組むことを決めました!

この想いは、今もこれからも変わることはありません。

そこから3年の月日が流れ...

農業をスタートした当初は、自然栽培や有機農業と言われる方法で自分たちが育てた安心安全な作物を届けたい。農薬や化学肥料に対してアンチ感がすごくありました。

しかし、農業と向き合い携わっていく中で戦後の食を支えてくれた慣行(農薬や化学肥料を用いた)農業を実践してくださった方への感謝とリスペクトが湧くようになりました。

なぜ!?って思う方もいると思いますが...

日本では戦後、働き盛りの人口が減ったこと。国を再建していくためたくさんの産業がうまれたこと(高度経済成長というやつですね)。など様々な要素が重なり農家の担い手も減少していきました。

減少する=少ない人数で日本の食を支えなければいけない。という事になります。そこで誕生したのが、農薬(除草剤)や化学肥料になります。僕自身も妻と二人三脚で5反の田んぼと2反弱の畑を農薬なしで管理運営していくのはやっとです(むしろ手が届かないところも多々あります)。

せっかく蒔いた種や植えた苗が他の草花に負けて収穫できない。という現実もありました。そんな農家さんの悩みを解決してくれたのが農薬(除草剤など)になるのだと。

※僕自身も除草剤の力を借りたら楽だろうなー。っと思ったこともあります。

その当時は、本当に画期的だったと思います。その農薬が人体に影響を及ぼすこともまだ知られていなかったのだとも考えています。

化学肥料も然りで、少ない農家が多くの人の食を支えなければいけない。そのためには一つの田畑(耕作面積)で多くの収量を確保しなければいけない。

その救世主が化学肥料だったのだと!!

化学肥料に含まれる物質の中に人体に影響を及ぼす成分が含まれていることも知らなかったのだと。

時代は流れ...

農薬や化学肥料が人体に影響を及ぼすことが知られるようになり、日本のみならず世界的にも禁止される薬物などが出てきました。

以下のこのとも当時の農家さんには頭が上がらない話(むしろ感謝しかない)ですが...

農薬が原因で病気になってしまった方々も多く存在している。という事実があります。

そんな方々が今の日本の食を支えてくれている事実は、昔も今も変わりません。そして、忘れてはいけない事だと考えています。

そんな方々への感謝とリスペクトを踏まえた上で、最近は以下のような事も考えるようになりました。

農薬や化学肥料を使わない方法での農業が広まり、「農家」も「消費者」も「未来の子供達」みんなにとって笑顔になれる仕組みをつくりたい!!

では、僕が考える笑顔になれる仕組みとは!?

農家に対して

・育てた作物を定期的に販売できる販路があること

・農薬や化学肥料による人体に影響を受けないないようにすること

・過重労働をしなくても生活が保障されること

消費者に対して

・安心安全が担保された食材が定期的に購入できる販売先があること

・病気にならないような身体をつくること

・医療費の問題が解決されること(税金の無駄遣いをなくす)

未来の子どもたちに対して

・安心安全が担保された食材での日本の自給率を上げていくこと

・未来に負の遺産をのこさないこと

・環境破壊を抑制すること

それを実現していきたいという想いが強くなりました。そしてこの実現には僕だけの力ではたどり着くこともできないと考えています!!この仕組みに理解してくださる農家、消費者をはじめたくさんの方々と手と手を取り合って進んでいきたい。

その実現に向けて以下の取り組みを行っていきます!!

・ファームオーナー制度の設置

・共業してくださる農家の募集

・販売代理店になってくださる方の募集(個人、法人問わず)

・一緒にこの仕組みを運営してくださる方の募集

農家としては、まだまだ半人前ですが、この想いを実現するために僕たちは、自然循環型の農業を実践しています。

Daijyu -大樹-ファーム

淡路島の自然と大地の恵みを活かし、自然循環型(無農薬無化学肥料)の農法にこだわり、農作物が持っている本来の力を最大限に活かし、皆さんの元にお届けする!!

『樹』には、

  • 木の横で太鼓を打ち豊作を願った様子という説
  • 農作物を手で支え安定させて育てた様子という説

があります!

また、『空に向かって真っ直ぐ育つように』という願いも込められています。

僕たちの野菜やお米を食べた方々が健やかに成長してもらいたい!!

そんな想いを『大樹』に込めています!!

弊社が取り組んでいる農園の詳細については、コチラから

Daijyu大樹ファーム (daijyu-farm.com)